魚介類を摂取することで感染しやすい病因物質

腸炎ビブリオ

主な原因食品 魚介類・刺身・寿司・魚介類の加工品
症状 腹痛・下痢・嘔吐・発熱(下痢により脱水症状を呈する場合もある)
特徴 海水中に生息する菌
海水温度が高い夏期に沿岸部で漁獲された魚介類は特に注意
予防法 真水で洗浄し、低温(4℃以下)保存する
熱に弱いので、食品取り扱い後は調理道具を熱湯消毒し、海産魚介類に直接触った手指で他の食品に触れない等二次汚染を防止する
冷蔵庫から出したらなるべく2時間以内に食べるようにする

ナグビブリオ

主な原因食品 魚介類・刺身
症状 腹痛・嘔吐・下痢(発熱を伴う場合もある)
特徴 冷蔵・冷凍でも死滅しない
加熱殺菌や消毒をしていない井戸水などの飲用及び生野菜の洗浄に注意が必要
予防法 低温(4~8℃以下)保存する
生食用の魚介類は新鮮なものを選び、早めに食べる
汚染の疑いがある魚介類は加熱調理をする

リステリア

主な原因食品 魚介類・食肉及びその加工品・乳・乳製品・ソフト及びセミソフトチーズ・サラダ及び生野菜
症状 38℃~39℃の発熱・頭痛・嘔吐(健康な成人では無症状のまま経過することが多い)
特徴 人畜共通感染症菌
調理済みで低温保存する食品を媒体とする 63℃、30分の加熱で死滅する
予防法 食肉はよく加熱し、野菜はよく洗う
加熱していない肉を盛った皿をそのまま使用しない
食肉を扱う前後に手指をよく洗い、又扱った後には調理道具をよく洗うことで二次汚染を防止する