「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理セミナー」開催のご報告

概要

（第1回）
　開催場所：食品衛生センター5階講堂
　開催日時：平成30年6月28日（木）
　参加者数： 118名

（第2回）
開催場所：東京証券会館
開催日時：平成30年7月2日（月）
参加者数： 259名

プログラム

13:00～	開会挨拶　　　　　　　公益社団法人日本食品衛生協会　専務理事　桑﨑　俊昭
13:05～14:05	食品衛生法改正の概要－HACCPに沿った衛生管理の制度化について－　　　　講師：厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課　　　　　　　　　HACCP企画推進室　HACCP推進専門官　奥藤　加奈子
14:05～14:25	質疑応答
14:25～14:45	休憩
14:45～15:55	HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の考え方のポイントと実践　　　　講師：公益社団法人日本食品衛生協会　学術顧問　荒木　惠美子
15:55～16:05	質疑応答
16:05～16:35	HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書（小規模な一般飲食店向け）について　　　　講師：公益社団法人日本食品衛生協会　公益事業部長　鶴身　和彦
16:35～17:05	生めん類のHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書－生めん類の小規模な製造事業者の衛生管理のポイント－　　　　講師：全国製麺協同組合連合会　手引書作成委員　　　　　　　　　日本製粉株式会社　東部技術センター　第2ユニットリーダー　木河　政幸
17:05～17:35	HACCP制度化と事業者作成手引書の課題～特にスーパーマーケットにおけるHACCPの考え方に基づく衛生管理のための手引書～　　　　講師：一般社団法人新日本スーパーマーケット協会（NSAJ）「食品安全技術専門会議」委員長　　　　　　　　　大阪府立大学　食品安全&微生物制御科学研究センター　客員教授　日佐　和夫

約15年ぶりに食品衛生法等の一部を改正する法律が平成30年6月13日（水）に公布されたこともあり、両会場ともに非常に多くの方にご参加いただき、HACCPに沿った衛生管理への注目の高さがうかがえました。

奥藤HACCP推進専門官よりHACCPの制度化に向けた展望を、荒木学術顧問より具体的な事例を踏まえた考え方とポイントについてご講演いただきました。その後、当協会を含め業界団体が作成した手引書を紹介し盛会のうちに終了いたしました。

質疑応答でも活発なご意見・ご質問を頂戴しました。

ご意見・ご質問

HACCPに沿った衛生管理が適切に実施できていない場合罰則はあるのか
大規模と小規模の区分けはどのようになるのか
営業許可の届出制は猶予期間があるのか
手引書の作業状況（どのくらいの関係団体が取り組んでいるのか）