ノロウイルス食中毒予防強化期間

ノロウイルス食中毒とは?

ノロウイルスは、イガ栗状の球形をした非常に小さなウイルスです。

人の腸管内でのみ増殖し、抵抗力の弱い小児が気温の低下とともに感染性胃腸炎を発症し、介護する人へ感染したり、感染者が調理場等にノロウイルスを持ち込むことで食材を汚染して、やがて大規模な食中毒に発展していきます。

ノロウイルスは、感染力が非常に高く、10個から100個程度の摂取でも感染するといわれます。また、物理化学的抵抗力が強く、食品中のノロウイルスを不活化させるには、中心部まで十分な加熱を行うことが必要です。ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの場合には、中心温度85~90℃で90秒以上の加熱が推奨されています。

ノロウイルスに感染した場合の症状は、おもに下痢、おう吐、発熱で、発症時期も涼しくなった秋の終盤から冬場が多いため、風邪と間違えることがありますが、主症状がある場合、ノロウイルスを疑い、受診することをお勧めします。症状は重篤化しませんが、抵抗力の弱い小児や高齢者には死亡するケースもありますので、十分な注意が必要です。

ノロウイルス感染症の流行は、人からはじまり、人から人へ、人から食品へと、人を起点に感染します。一人一人がノロウイルスに関する正しい知識を身に着け、排せつ物の処理、消毒、手洗いなど感染防止策を徹底して行うことが効果的です。